YouTube文字起こし【最近見た『バレエ学校での体重測定は必要か?』という記事を見た】
最近見た『バレエ学校での体重測定は必要か?』という記事を見た
記事の内容はバレエ学校で衣装合わせの時に採寸などをしてもらう際、
衣装とは関係ないはずの体重まで計られ、それ(体重)を周りにいる他の子達にも聞こえるくらいで大きな声で言われてしまう。
学校の方針で細い子が良い=体重が軽い子が良い
という構図が成り立ってしまっていることもあり、同じ学年の子(ライバル)に負けない為にも痩せないと!
とメンタル的に傷ついてしまう。
そうすると、食べると体重が増えるという考えになり、食事をしない子が出てきて、結果的に拒食症になってしまう。
また、衣装はホックをつける位置を変えたりすることができるし、舞台装置で体重を管理しないといけないなど特殊な場合を除いて、体重測定は必要なのか?と記事を書いた方は言っていました。
その学校では120ポンド(約54kg)を超えるとパドドゥクラスを受けることが出来ないそうで、男子生徒は何キロまでデッドリフト(ベンチプレス)を上げれるかも、学校側は知らないとの事。
リフト自体は女性自身の体重よりもタイミングだったりコツの方が重要なので、メンタル的な面も考えて私は体重を測定する必要はない
という事が記事に書かれていました。
他にも、細かく書かれていましたがざっくりと気になったところを挙げ見ました。
ここからは僕の感想と考えを話していこうかなと思います。
まず、この記事を書いた人の考えは気になるところもありますが、考え的には良いと思います。
バレエは細くて綺麗なスタイルじゃないといけないという考えが古くからありますし、今現在もそうです。
その考え方が世界中に浸透して名門バレエ学校では現在も体重測定が行われています。
僕は男性なので女の子の成長期にどのくらい体重や体型が変わるかなど体験したことがありませんので、そこだけを詰めて話をするつもりはありませんが、
体重測定は個人的には必要なのかな?と思います。
しかし、数値を他の人に大声で報告するとかは反対ですけどね。
もっと言えば、体重測定をするなら身体測定やBMI(体格指数)、筋力測定等も並行して行う必要があると思います。
人間誰しもが同じ体型なんてことはありませんし、一人一人体の作りが違うので、絶対に45〜50、55kgじゃないとダメです!ということもありません。
プロになってからより実感することなんですが、プロのダンサーでカリカリの骨みたいなスタイルで半端なく高く飛んだり、沢山回ったり、演技力がずば抜けている人って、見たことないんですよね。
むしろ、現在世界中のバレエ団で活躍しているバレリーナたちはしっかり筋肉もあって骨格もどちらかというとゴツい感じの方が多いイメージがあります。
もちろん、中にはロシア人特有の高身長、超モデル体型で美しい方もいます!
ただ、それは生まれ持った物なのでそんな人もいるな〜的な感じです。
ですので、成長期真っ只中の子供達が体重が重くて悩むという問題に対しては体重測定をするなら
他のもっと細かな測定もする必要があるのではないかな?と思いました。
ここからは食事面やメンタル面のお話をしていきます。
先ほども記事にありましたが、ライバルにも自分の体重を知られ、
基準体重よりも重いと食事をするのが怖くなり(食べると体重が増えるという考えがあるから)拒食症になってしまう。ということについてです。
バレエ学校の体重測定の方針がなぜ行われているかは分かりませんが、
バレエ学校に最も必要なのはバレエのレッスンと並行して栄養学を行うことだと思います。
何を食べたら太りやすいのか?
どんなものを食べれば筋肉がつくのか?脂肪がつくのか?
小腹が空いた時に何を食べたら健康的なのかなど
事細かに学校で勉強することで、自分の体に何が足りていなくて
何が余分なのかなども理解出来るようになります。
それと伴って先ほど僕の考えも並行していろいろな測定も出来れば、体重で悩む子も少なくなるのかな?と思います。
例えば学校の中で50kg超えてはいけません!みたいな暗黙のルールが存在しているとして、
いろんなタイプの体型の人がいるので
例えば、・身長が高い人、低い人・筋肉がつきやすい人、つきにくい人・見た目は細いけど筋肉が詰まってる人などなど、
本当に人それぞれなので、学校自体がその人にあった体重値を分かっていないとダメなんじゃないかな?考えれますね。
その上での体重測定をするのでしたら僕個人的には体重測定は必要かな?と思います。
で、気になったことなんですが
男子生徒のことも少し書いてありましたが、
120ポンド(約54kg)を超えるとパドドゥクラスに参加できない
学校側も男子生徒がベンチプレスをどれだけ上げれるかも知るべき、リフトはタイミングやコツの方が体重よりも重要だと書いてあったんですが
気になったのは最後の部分ですね
【リフトはタイミングやコツの方が体重よりも重要】というところです。
男性ダンサー目線で、確かにリフトをする上でタイミングやコツは大切です。
しかし、記事にはパドドゥクラス(学校)とあったので…
学生のうちはそもそも男性側もコツやタイミングをちゃんと理解している生徒は居ないです。
タイミングやコツを理解する(勉強する)ためにクラスがおこなわれているわけですから。
ですので、女子生徒のためのパドドゥクラスではく、男女生徒のためのパドドゥクラスであることを間違えてはいけないです。
その上で、体重制限があるのは
プロのダンサーだとコツやタイミングがわかるので『体重よりも』という言葉は当てはまりますが、体が出来上がっていない生徒ですと当てはまりません。
女性を持ち上げるというのは、単に重いものを持つとは訳が違います。
ベンチプレスで70〜100kgを持ち上げれたとしても
組む女性は生物(ナマモノ)ですので、落としたら怪我をさせてしまうというプレッシャーは計り知れません。
また、リフト中にバランスが少しでもズレたり、崩れたりすると
女性を落とすまいと思い体の変な部分に力が入ってしまい
最悪の場合、ヘルニアや肩関節の損傷、足腰等の関節にダメージが加わり
ダンサー人生が終了することもあります。
と言うこともあり、体の出来上がっていない男子生徒もいるので120ポンド(約54kg)以上ある女子生徒はパドドゥクラスに参加することが出来ないと言う学校側の意見に納得することができます。
それを容認してしまうと、男子生徒の体に少なくともダメージが生まれるのが明らかです。
ですので、【タイミングやコツの方が体重よりも重要】という部分は
条件付きで、【パドドゥをしっかり学んだ上で経験豊富なダンサーが言うならタイミングやコツの方が体重よりも重要】という風に言い換える必要があります!
という事で、今回は一つの記事を読んでみて
僕なりに感じたことや考えをお伝えしてみました。
色んな考えや主張が浸透し時代に合わせて変化しているので
必ずしも正解があるということはありません。
今回僕がお話ししたことも、人によっては全く違うことを考える方もいるので
あくまで、こんな考えもあるよ!ってくらいで感じていただけたらなと思います。
オンラインバレエレッスンについてお話しします!
みんなさん、お久しぶりです。。。
約3ヶ月ぶりの更新のなってしまいごめんなさい。
前回の記事でも少し話したオンラインレッスンを始めたことと、YouTubeの動画更新頻度を増やした事によって忙しさが倍増しブログの更新が後回しになってしまっていました。
出来るだけ忘れずに更新して行けたらなと思います!
さて、今回のブログは今年から新たに始めた『オンラインレッスン』についてお話ししていきたいと思います。
他にも話したいことは山ほどあるんですが。。。また次回他のことについても記事を書いていきたいと思います。
『オンラインバレエレッスン』
オンラインバレエレッスンとはなんぞやと思う方もいるかもしれないので、まずはオンラインバレエレッスンについて話していきたいと思います。
オンラインレッスン情報など僕たちの様々な活動を投稿しているInstagramアカウントです
https://www.instagram.com/ballet.tomoki.haruka/
その前にまず、みなさんは“バレエ”とはどういうものをイメージしますか?
例えば:『白鳥の湖』や『くるみ割り人形』、『ドン・キホーテ』や『眠れる森の美女』少コアなところだと、『海賊』だったり『コッペリア』など様々な作品があります。
また他には綺麗な衣装で優雅に踊ったり、たくさん回ったりなどなど、おそらくこれらのことをイメージすると思います。
多くのバレエ作品には素晴らしいダンサーがとても優雅に、時には力強く、時には悲壮感を漂わせながら踊ります。その中でも物語の主役を踊る(演じる)ダンサーは必ずと言っていいほどテクニックが必要となってきます。
(主役のダンサーでなくてもテクニックは必要です。)
ここでいう“テクニック”とは
女性ダンサーだと
・グランフェッテ(32回連続で回り続ける女性の大技)
・グラン・パ・ドゥ・シャ(空中で足を一直線にし舞台上で優雅に翔ぶジャンプ技)
・シェネ(体を細く保ち高速で回転しながら移動する技)
・ピケ(片足で回転しながら移動する技。すごい人だと2回転3回転する人もいる)
男性ダンサーだと
・ダブルトゥール(空中で2回転する技)
・グラン・ジュッテ・マネージュ(コーダで男性が足を一直線に開きながら舞台上をダイナミックに一周する技)
・ダブル・カブリオール(空中で足を2回打つ技)
・540〈ファイブフォーティー〉(空中で540度回転するアクロバティックなテクニック)
とテクニックをあげ始めたらキリがないんですが、このようなテクニックは舞台上でお客さんを(沸かす)魅了するには必要なものになってきます。
しかし、そういうテクニックも元を辿れば基礎からの発展で身につけることができます。
バレエダンサーは踊りの質はもちろん、舞台での立ち姿や立ち振る舞い、魅せ方などを常に普段のトレーニング(以降レッスンと略します)を通して体に染み込ませます。
ではその“レッスン”ではどのようなことをするのか?
“レッスン”ではプロフェッショナル・アマチュアでも行うことはほぼ同じです。
※バレエとは
イタリアで生まれフランスで育ち、ロシアで完成された歴史のある舞踏です。
16世紀ごろにイタリアで生まれ
1661年にフランスのルイ14世が初めてアカデミーを開講し、
今現在、世界最古である《350年》の歴史を誇るパリ・オペラ座バレエ団の発祥となったそうです。
その歴史あるバレエの“レッスン”は今も昔も変わりなく行うトレーニングは似ています。
※メゾット(流派)によって教え方や踊り方、注意するポイントが変わってくこともあります。
しかし、どの国、どのメゾットを見てもトレーニング内容は同じです。
では、レッスンではどのようなことをしているのか
簡単にレッスン内容を説明したいと思います!
『バレエのレッスン内容』
バレエのレッスンは“バーレッスン”と“センターレッスン”を行います。
《バーレッスン》
①ウォーミングアップ(バーレッスンを行うための準備運動みたいなもの)
②プリエ(膝の曲げ伸ばしをメインとする動き。バレエの中で最も重要な動きの一つ)
③スロータンジュ(つま先を伸ばすためのエクササイズ。主に一番ポジションで行われる)
④タンジュ(③よりも動きが早く、5番ポジションで行われる)
⑤ジュッテorグリッセ(タンジュの延長の動き。30度くらい足を浮かせて行う)
⑥ロンデジャンプ・アンレール(足で半円を描く動き。回転技などの基礎になる動き)
⑦バットマン・フォンデュ(片足をチーズフォンデュかのように動かす動き)
⑧バットマン・フラッペ(床を蹴って早く動かす。早く足を動かすために必要不可欠なメニューの一つ)
⑨アダジオ(ゆっくりな音楽に合わせ足をあげたりストレッチしたりするメニュー)
⑩グラン・バットマン(③〜⑤の最終進化系。足を高く!早く!強く!と教えられることが多い。大きなジャンプをする際に必ず必要)
《センターレッスン》
①・②順不同
①アダジオ(バーレッスンでも行ったアダジオをバーなしで行う)
②タンジュ(バーレッスンでも行ったタンジュをバーなしで行い体重移動や方向変換など動きが大きくなる)
③グラン・バットマン(タンジュの延長でバーなしで足をあげる)
④ピルエット(回転技のエクササイズ。アンデオール・アンデダンなど様々な種類がある)
⑤プチアレグロ(ジャンプのエクササイズ。ここからジャンプメニューに移り変わる)
⑥・⑦アレグロ(アッサンブレやジュッテなどの複雑な足捌きを行うエクササイズ)
⑧ミディアム・アレグロ(中位のジャンプエクササイズ。シソンヌなどなど)
⑨グラン・アレグロ(最後のジャンプエクササイズ。ここにレッスンの全てが集約されていると言っても過言でない)
⑩コーダ(グラン・フェッテやジュッテ・マネージュなど高度な技を行うエクササイズ)
⑪レベランス(クールダウンと先生やピアニストに感謝の意を込めてお辞儀を行うことを目的としたエクササイズ)
休みの日のバレエ団のレッスン風景【前編】 - YouTube
と、上記にあるエクササイズ(バーレッスン・センターレッスン)がバレエのレッスン内容となっています。
[注意]:必ず上記のエクササイズをしているとは限りません。教える先生方によって内容は異なるものがあります。
このレッスン(鍛錬)を積み重ね、
また体と頭で理解することにより舞台上で踊る基礎を作ることができます。
しかし、この理解するということはどんなに一流のプロバレエダンサーでも難しいです。
たとえ、ピルエット(回転技)を10回転以上できたりしても
音に外れていたり、ルルベ(爪先立ち)が低かったり、ポジションから外れていたりすると、正しいバレエとは言えません。
こんなことを語っている僕はバレエをわかっているのか?と聞かれそうなので先に答えます(笑)
「バレエの良し悪しは分かります。しかし、体と頭で“バレエの全て”を理解することはできていません。」
おそらく、世界中のプロバレエダンサー全員が当てはまると思います。
なぜなら、理解ができる人は毎日レッスンなんかしないからです。
バレエを全て理解できる人はレッスンしなくても簡単にバレエができると思います。
(僕は今までの1人も見たことがありません。今後も見ることはないと思います。)
超一流のバレエダンサーの方々でも毎日の“レッスン”で中で怪我をしない為にも自分の体と向き合い、ダンサー生命を伸ばし続けています。
と、こんな感じでバレエでの“レッスン”がどういうものなのか、又いかに大切かをお話ししました。
ここから話は戻ります!
『オンラインバレエレッスン』についてです。
なぜこのオンラインバレエレッスンを始めたかを説明したいと思います。
《始めた理由》
昨年の今頃(2020年2月頃)から世界中で自粛生活が浸透しました。
僕が働いている劇場はもちろん世界中のバレエ団、バレエ学校、バレエ教室も閉鎖してしまったところも数多くあったと思います。
(一年以上経った今でも、閉鎖中のバレエ団もあります。。。)
そんな中、自粛期間を有効に活用しようとした方々が多くいました。
そこでZoomやLine、その他様々なビデオ通話アプリを活用してオンラインレッスンが行われていたと思います。
僕もオンラインレッスンを受けていた1人です。
その当時は正直なところオンラインレッスンでなにが出来るのか?と思いました。
なぜなら、バレエは生物(ナマモノ)だからです。
機械では絶対にできない、人間がしかできない歴史のある芸術だからです。
レッスンでは先生(バレエマスターorミストレス)が新鮮な卵を運ぶかのように
丁寧に教える・育て上げるからこそバレエダンサーが生まれていきます。
オンラインレッスンを受けるまでは
直接、身振り手振り触って教えることができない環境でどうやってレッスンを教えるのか?と疑問を思いました。
しかし、なんと!
世界でもレジェンド級のトップダンサー達が教えてくれるという夢のような時間を自粛期間中に体験することができました!
レッスン内容も彼らが今まで培ってきた経験をそのまま伝えてくれる。
贅沢を言うと個別に指導してほしいと思うくらいでしたが、そもそも彼らのレッスンを受けるには運とお金(レッスン代・交通費・宿泊費・食費等が必要となってきます。)
それに比べ、オンラインレッスンはその要素はほとんどなく
レッスンは定期的に行われていますし、コストもあまりかかりません。
教えてくれる先生方も親身になって教えてくれます。
僕が実際に行っているオンラインバレエレッスンはこんな感じです!
まずはオンラインレッスンを受けるにあたっていいところ・悪いところについて触れていきたいと思います。
“オンラインレッスン”の《メリット・デメリット》
《メリット》
・現役プロダンサーからのレッスンを受けることができる。
・レンタルスタジオを借りる必要がない(要望するレッスン内容にもよります)
・プロバレエダンサーによる知識や技術を学ぶことができる。
・受ける方によってレッスンのレベルを調整することが可能です。
《デメリット》
・直接的指導(手取り足取り)を受けることができない。
改善方法:説明の仕方をより分かりやすく理解できるように行いっています
・広いスペースでのレッスンができない為、バーレッスンだけのレッスンが基本的です。
改善方法:バーレッスンを細かく行いますので、普段気づけないことも気付くことが出来ます。要望次第でセンターレッスンも可能です。
以上が僕が行っているオンラインレッスンの《メリット・デメリット》です。
メリットはたくさんあります!しかし、デメリットももちろんあります。
そのデメリットの部分をカバーする為に講師も説明の仕方を工夫し、一人一人に対し丁寧に説明を行なっていきます。
やはり、なんといっても現在海外で踊っているプロバレエダンサーに気軽に直接教えてもらう機会はとても素晴らしい時代です!
小・中学生くらいの時にこのような機会があればよかったなと今でも思います!
長くなってしまいましたが、
今の時代だからこそ見つけ出せるものがあると思います。
バレエに限らず、時代とともに変化する。
最初は受け入れ難いものでも意外としっくりいくこともあります。
今回は【オンラインバレエレッスン】についてでした。
どういうことをしているか気になる方はこちらの動画で説明しています!
興味のある方はぜひ見てください!
最後に宣伝を❗️
ヨーロッパで活躍するプロのダンサー達からバレエを学んでみませんか?
ヨーロッパで活躍中の現役バレエダンサー達によるオンラインバレエレッスン
毎週土曜日 19:00〜20:00
プライベートレッスンも受付しています!
※時間帯は要相談になります。
申し込みはこちらから⇩
新年の挨拶【お知らせあり】
新年あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします🎍
ということで、お久しぶりです!
今回は
『前回のブログ更新からの出来事』と
『お知らせ』
について書いていこうと思います。
まずは『前回のブログ更新からの出来事』です。
前回の投稿はこちらから見れます!
最近の出来事・報告もあります! - ブルガリアで踊るバレエダンサーTomokiのブログ
ブルガリアが事実上のロックダウンを始めたことによって【眠れる森の美女】の舞台がなくなってしまいましたが、
12月28日29日には【くるみ割り人形】の舞台が行われました!
まさか、こんな状態の中舞台ができるとは思っていなかったので
久しぶりの舞台はとても気持ちよく踊れました!
ちなみにクリスマスコンサート🎄がなくなったことによって、代わりにテレビ収録が行われたのですが
その時の様子も紹介していますのでこちらから是非みてみてください❗️
28日29日に行われた舞台が2020年の踊り納となりました。
2020年は今までにない過ごし方を強いられ、慣れない環境下での生活、
またその環境にいかに対応していけるかを問われた一年になったと思います。
一年が半年くらいの感覚で過ぎ去っていきました。
(年越しはうんそばを食べました)
そして、2021年を新たに迎え
僕自身、今のままでも生活は楽しいのですが
より刺激的な何かを求め、新たな活動をしようと思います!
⇩ここからお知らせ‼️
それは前回の記事でも書いてはいるのですが
お知らせは【オンラインレッスンを始めました!】
というお知らせです。
以前よりも舞台が少なくなった現在、自分に使える時間が増えました。
そんな時、何か自分に出来ることはないかと考えた結果、
オンラインレッスンをしよう❗️ということに結びつきました。
以前から「したいな」「しよう!」など思ってたりしてはいたんですがなかなか行動に移せず…
しかし、年が変わるというのはとても良いきっかけになると思い行動に移せました。
という事で【お知らせです!】
2021年1月より 毎週土曜日
15:00〜16:00
オンライン・バレエレッスン
※プライベートレッスンも受講可能‼️
(土曜日・日曜日)
詳細はホームページに記載していますのでそちら見てください!
https://balletharukatomoki.com
(ホームページも12月に試行錯誤して作ってみました。自分のホームページがあるのは良い気分がしますね😅)
オンラインレッスンの値段は比較的安いものになっています。
というのも、これは僕の勝手な考えにはなりますが
本来バレエは身振り手振りで直接触れ合って学んでいきます。
しかし、オンラインレッスンは触れ合って教えることが出来ず口頭での指導になってしまいます。
もっと教えたい事や伝えたい事が直接行うレッスンよりも少なくなってしまいます。
(そうならないようには努力します!)
なので、出来る限りの事はしますがオンラインでは限界があるのでこの値段にしました!
興味のある方は是非❗️
『ヨーロッパで踊っているプロバレエのオンラインレッスン』を受けてみませんか??
オンラインレッスンの詳細はこちらの動画で説明していますので見てみて下さい!
と、今回は『出来事』だったり『お知らせ』等の投稿でした。
また近いうちにブログを更新しますので
次回もお楽しみに!
最近の出来事・報告もあります!
こんにちは!
YouTube更新しました😆
更新した動画は『ジムでの筋トレルーティーン』を紹介しています!
ぜひ見てください!
またチャンネル登録もよろしくお願いします!
最近、登録者が100人になったので次は500人を目指して頑張りたいと思います👍
(趣味の延長なんですけどね😅)
|
さて本題へ参りましょう!
今回はタイトル通り、最近の近況報告をしていこうと思いますが
前回のブログから約1ヶ月弱くらい経ちました。
その間に起こったことが出来事が沢山あるので最後まで見ていただければ幸いです!
前回の記事はこちらから!
まず、11月12日に今シーズンはじめての『白鳥の湖』が行われました。
今回の白鳥の湖はこのカンパニーの初演以来のパ・ド・トロワを踊らさせてもらいました!
普段は道化を踊るのですが、約3年ぶりのパ・ド・トロワは自分でも目に見える変化があったので驚きました。
(こちらは三年前の写真です)
なんといっても衣装が3年前のもので、めちゃめちゃ小さくて驚きました。
すぐに衣装さん(衣装を作ってくれる方々)にすぐに直してもらいましたが
自分の体の成長を感じた舞台になりました😅
無事に白鳥の湖の公演は終了することは出来なのですが、
その後にカンパニーで問題が発生‼️
舞台公演後にコロナウイルスの感染者がバレエ団に出てしまいました。
オペラもオーケストラも舞台後に感染者が出てはいたのですがバレエ団にもついに出たか…と
個人的な意見ではありますが、どれだけ観客の入場制限をしても舞台上で人が密集する空間を作ってしまったらダメなんだなと。
(当たり前なんですけどね…😅)
なので、舞台後1週間ほどお仕事がお休みになりました。
その時に状況を話している動画もあります。
こちらから
自粛明けは普段通りリハーサルが(結構ハードなスケジュールで)行われました。
しかし、ここで悲しい出来事が…
まず
・ブルガリアのコロナによる死亡率が世界ワースト一位になってしまったこと。
・来月12月10日に行われる予定だった『眠れる森の美女』の初演が4月に延期になったこと。
・ブルガリアが事実上のロックダウンが始まったこと。
・とうとうコロナによる死亡者がカンパニーから出てしまったこと。
です。(ブルガリアで有名なオペラ歌手)
ブルガリアのコロナの感染が著しく増加し、カンパニー内で感染者が出て、そして悲しいことに死者まで出てしまった。。。
どれだけ、自分だけが注意して生活をしても
やはり、感染者は出てしまう。
全員が細心の注意を常に払わなければいけないと常々思います。
死者が出てしまってからは遅いです。。。
その結果、先週の木曜日からカンパニーは休みになりました。(約10日間)
ブルガリア政府は12月21日まで緊急感染状態(措置はロックダウンに等しいと思います)を出していますが
人が集まる環境をいかに作らないことが今後につながると思います。
|
僕は僕が出来ることをしていきたいと思います!
暗い話が続いてしまいましたね。。。
今週は自粛期間中なので特に外にも出ることなく家でのんびりしています。
なので動画のネタを考えたり、ブログの記事を考えたりしています
そして、報告です!
来年2021年1月からオンラインクラスを始める予定です!
・バレエを初めてみたい方
・体をリフレッシュしたい方
・初心者・経験者のレベル別クラス
(個別クラスも可)
・もっとバレエが上手くなりたい!
・プロから教えてもらえる!
・バリエーションを個別指導
…などなど
さまざまなプランを予定しています。
オンラインクラスの詳細は改めてブログやInstagram・YouTubeで報告させて戴きます!
InstagramやYouTubeのチャンネル登録よろしくお願いします!
チャンネル登録はこちらから⇩
インスタグラムはこちらから⇩
https://www.instagram.com/tomy_channel/?hl=ja
スペインにある日本食レストラン
こんにちは!
今回は前回の記事の最後の方に少しだけ触れた日本食レストランについてのブログになります!
もし前回の記事を見ていない方がいたら是非見てください
こちらから⇩
僕がスペインで滞在していた町はバルセロナにあるMataró(マタロー)という街でした。
街の雰囲気はとても住み心地が良くて、おしゃれな繁華街というよりは穏やかな街並みでした。
バルセロナ中心地にはミシュラン1ッ星を獲得した日本食レストランもありますが
今回はバルセロナ中心地から1時間ほどの場所に滞在していたのでMataróの中で日本食レストランを探しました。
そして、日本食レストランを見つけることができました。
そのレストランの名前は【Ohana】というレストランです。
このレストランは日本人とスペイン人の親を持つのハーフの方がお店を開いていました。
お店の外観と内観はこのような感じです
落ち着いている雰囲気でよかったです。
こういう時期だからこその工夫なのか、
QRコードを読み取りペーパーレスのメニューを取り込んでいました。
このような取り込みがあるのはとても素晴らしいことですね!
今回このお店にはスペインに滞在している間にこのお店で2回食事をしました。
僕が今回2回訪れて食べたものたちは
味噌ラーメン×2
コロッケ
おにぎり(昆布)
牛丼
カルピス酎ハイ
です。
どれも日本でお店を開けるほどの美味しさで
今まで海外にいる間に食べた日本食レストランの中でダントツ美味しかったレストランでした!!
しかも、値段も他の日本食レストランと違い想像よりも安く驚きました。
おにぎり 3€
味噌ラーメン 1つ 8€
カルピス酎ハイ 1つ 5€
流石に安すぎる。。。
(お会計の時に可愛い入れ物に伝票を添えてられているのもオシャレでした)
店員さんもとても親切でスペイン語はもちろん日本語も話すことができるので
スペイン語がわからない僕でも日本同様に注文や会話をすることができとても居心地が良かったです!
もし、スペイン・バルセロナに行った際はMataróにも行ってみてください!
カタルーニャ広場駅から12駅でMataróに行くことができます!(約40分)
そして、是非【Ohana】にも足を運んでみてください!
【Ohana】のインスタグラムはこちらから
⇨ https://www.instagram.com/ohana_manos_japonesas/?hl=ja
本当にオススメです‼️
こんな時期なのに?! 初!スペインでのバレエガラコンサート
こんにちは!
今回は先日、10月10日・11日にスペインのバルセロナで行われたバレエガラコンサートに出演してきたのでブログの記事にしたいと思います!
この時期にスペイン行っても大丈夫だったの?!と思われる方もいると思いますが、
多分大丈夫ではないと思います…というのもスペインはヨーロッパの中で最も感染者が出ている国です。
ちなみにブルガリアでは
検査数9,946件に対し
感染者数が2,760名
陽生率27.74%
死者数36名
とのことです。(※10月29日)
なので、徹底的に感染予防対策はしました。
(例えば、人混みは避ける・マスクの着用・アルコール消毒・手洗いうがい…etc)
今回スペインを訪れたのは舞台の本番4日前で
人生2回目のバルセロナに入国することができました。
今現在、スペインの入国は少しややこしく、
オンライン上で入国するための手続きを行います。
手続きが完了すると登録フォームからQRコードをEメールでもらう事が出来ます。
そのQRコードを持っていれば入国が可能となり、体調等に問題がなければスムーズに入国することが出来ます。
バルセロナに着いてからはレンタカーでホテルまで移動しました。(同じカンパニーの人のパートナーの方がドライバーをしてくれました。)
今回、バレエガラコンサートで踊る演目は
・La Corsaire 『海賊』より
grand pas de deux
・Don Quixote 三幕より
grand pas de deux
の二つでした。
本番までのリハーサルは調子を落とさないように心がけながら行いました。
また、毎日いろんな先生のレッスンを受けることが出来て充実したクラスを受けさせてもらいました。
特にロシアのボリショイでも振付をしたことのある若い男性の先生からは
本番で踊るバリエーションのテクニックのコツなどを細かく教えてもらい、とてもいい勉強になりました!
ピンポイントで自分にマッチするコツを教えてくれる人はなかなか出会った事ないので、また彼のクラスやリハーサルを受けてみたいと思いました!
本番当日にちょっとしたハプニングが?!
本番は2日間にわたり行われるので、
当初僕は初日が
La Corsaire 『海賊』
2日目が
Don Quixote
と聞かされていました。
なので衣装を海賊しか持ってきていませんでした。
しかし、本番3時間前に『海賊』だけでなく『DonQuixote』もするということを知らされました。。。
衣装を置いているホテルは会場から約1時間ほど離れた場所です。
なんとか本番ギリギリに衣装を届けてもらい
問題なく舞台は出来たんですが、
久しぶりにかなり焦った瞬間でした💦
今回の舞台で参加していたダンサーたちは
僕ら(日本・スペイン)をはじめ、
チェコ🇨🇿、ポルトガル🇵🇹、スペイン🇪🇸、ポーランド🇵🇱、イタリア🇮🇹
のプロのダンサー達で舞台を行いました。
別のカンパニーの人達の踊りを間近で見れたり、クラスを一緒に受けたりと
二日間はとてもいい刺激になりましたし、いい自信に繋がりました。
今回の話はYouTubeにも載せていますのでお時間ある方はぜひ見てください!(動画は4:20程です)
実際にバリエーションを踊っているシーンもあります!
舞台は二日間とも無事に終えることができ、かなり盛り上がりました!
お客さんの前で自分の十八番を踊るのはとっても楽しかったです!
来年も招待をされたのでまた参加してみたいですね!
舞台後は1日休みをもらったのでホテル近辺を散策しました。
今回は人混みを避けるためにバルセロナ市内には行くことはできませんでした。
サグラダファミリア見たかった。。。
けど、地中海の海を眺めながら生ハムを食べながらビールを飲んだり、日本食レストランで日本食を食べたりとしっかり満喫することができました!
(※日本食レストランについては別でブログを書きたいと思います)
今回のスペインでの舞台はこんな時期だからこそ、意味のある舞台だったと思います。
次はバルセロナをしっかり観光したいです(笑)
ウィーン国立バレエ団プリンシパル『デニス・チェリヴィチコ』再来!
こんにちは!
今回のブログはタイトルにもあるようにあのウィーン国立バレエ団プリンシパル『デニス・チェリヴィチコ』が僕が所属しているバレエ団にゲストダンサーとして舞台に主演しました!
というのも、以前3月上旬に載せたブログで少しだけ話した内容で…
あっ、その時の記事です⇩
デニスがゲストで来て【Don Quixote】の主役を踊る予定だっだがコロナによる劇場閉鎖のためその舞台がキャンセルになっていました。
しかし!
先日、10月1日にキャンセルになっていたデニス・チェリヴィチコ主演による【DonQuixote】を無事に終演することができました!
僕はこのカンパニーでは嬉しいことながら【DonQixote 】では毎回主役をさせてもらっていますが、今回はデニスが来るため舞台に立つ事はありませんでした。
が、舞台に立つこと以上に
超一流のデニス・チェリヴィチコに主役の振り写しをするというとんでもない機会をすることができました‼️
彼がスタラザゴラに来た日は本番の4日前でした。
そこから彼に対しての振り写しはかなり…大変でした。。。
というのも、ここのバレエ団のDonQuixoteの振りは少し変わっていて
彼の知っているDonQuixoteの振りとごちゃ混ぜになるのが多々あり、覚えてもらうまでが大変でした。
(世界でもトップクラスのバレエダンサーなのでどれだけわかりやすく伝えれるかがとてもプレッシャーでした💦)
|
本番では客席から舞台を見ていたんですが、終始デニスを目で追っていました。
普通デニスを見るならウィーンまで行って高いチケットを買って見る必要があるのに
見慣れた舞台で彼が踊っている姿がとてもカッコよく
また、普段僕がしている役を彼がしているということもあり僕も舞台で早く踊りたいと強く思いました。
こんな時期ではありますが、普段通りのシーズンでもなかなか経験できないことを出来た環境にいれることを感謝しつつ上のレベルに近づけるようにこれからも頑張りたいと思います!